山梨県は、ぶどう、もも、すももの栽培が盛んで、生産量は日本一を誇り、JAふえふきの管内では、ぶどう・ももを中心にさまざまな果物や野菜が生産されています。
また、JAふえふきは、山梨県産の農畜水産物をPRするキャッチフレーズ「おいしい未来へ やまなし」とともに、安心安全で環境に優しい高品質な農産物の生産出荷を行っています。
このページでは、ぶどうやももはもちろん主な農産物の出荷時期や育成情報などをご紹介します。

「おいしい未来へ やまなし」は、山梨県産農畜水産物をPRするためのキャッチフレーズです。
やまなしでは、農業・畜産業・水産業のそれぞれの分野で「おいしい未来」を育むために、さまざまな取り組みを行なっています。品質の高い農畜水産物づくりはもちろん、食の安全安心やSDGsに貢献する取り組みなど、これからも進化を続け、おいしさの先を行きます。

⇒「おいしい未来へ やまなし」の詳細はこちら(山梨県HP)

主な農産物

もも

ももはおよそ200年前から山梨ですでに栽培されておりました。天候に左右されやすいものの、県内各地で数多くの新品種が開発され、生産量は日本一です。また食物繊維やミネラルが豊富なアルカリ性健康食品です。JAふえふきでは、温室栽培から露地栽培まで高品種なももが生産されております。中でも果肉がやわらかくジューシーな「日川白鳳」果肉がち密で繊維が少なく甘みが強い「白鳳」大玉で果皮が鮮紅色の「浅間白桃」「なつっこ」などが代表品種です。

ぶどう

山梨の葡萄栽培の歴史は古く、一説によると、1,200年以上前から栽培されていたと言われており、高品質の品種が数多く栽培され、生産量は日本一です。世界中で最も多く生産され、生食やワインとして、古くから愛されてきたくだものです。「デラウェア」人気の高い「種なし巨峰」「種なしピオーネ」「甲斐路」緑黄色で大粒高級品種の「シャインマスカット」等数多くの品種が栽培されています。

すもも

すももはプラムとも呼ばれますが、日本生れの果実で山梨は日本一の生産量です。酸味のある果実ですが、完熟すると甘みと適度に調和し、柔らかく果汁の多いバランスの良い味となります。ビタミンCやリンゴ酸等が多く含まれ、疲労回復や美容と健康に効果があります。JAふえふきでは、果肉の赤い「ソルダム」、肌が赤く果肉の黄色い「貴陽」、「大石早生」、肌が濃い紅色で美しい「太陽」等が栽培されています。

かき

かきは我が国古来の果実で「Kaki」の名で世界各地で珍重されています。山梨の気候と排水のよい土壌で栽培される柿は、栽培先進地として高い評価を得ております。また柿の果糖には利尿作用があり、二日酔い効くといわれ、栄養価と薬効があります。JAふえふきでは、独自の香りとまろやかな甘みで歯切れのよい「富有柿」、渋を抜き生食できる大きな実の「甲州百目」等が栽培されています。

なし

なしは山梨の八珍果にも紹介され古くから栽培されています。シャキッとした歯ごたえと、水分が90%というみずみずしい果肉には糖を含んだ甘い果汁がたっぷり含まれています。熱があって食欲がなく、水分の補給が必要なときに最適です。JAふえふきでは、温室栽培から露地栽培まで、県内の主産地として肉質がち密で軟らかく多汁な「幸水」、「豊水」等が栽培されています。

野菜・その他

■とうもろこし

実の約85%を占める胚乳は糖質が主成分で、タンパク質や脂肪も含むため、野菜に比べてエネルギーが高めです。胚芽にはビタミンB1、B2、C、E、ミネラルが含まれています。JAふえふきではハウス栽培、トンネル栽培、露地栽培と各作型の組み合わせによって、5月上旬~7月中旬まで出荷が続きます。品種は主に、イエロータイプの皮がやわらかくフルーツのような甘みが特徴の「ゴールドラッシュ」「きみひめ」が栽培されています。

■きゅうり

夏に食べる野菜の代表格として、露地で栽培されていたきゅうりは、温室でも盛んに栽培されるようになり、1年を通して出荷され新鮮なきゅうりが、常に食卓に登場するようになりました。JAふえふきでは、温室栽培(1月下旬~5月中旬出荷)、露地栽培(8月上旬~10月下旬出荷)され果皮がやわらかく好評です。みずみずしさと歯切れのよさで、さわやかな味のきゅうりは、さっぱりとしたおいしさで食欲をそそり、ビタミンCも含まれています。

■なす

原産地はインド東部で8世紀に中国より日本へ伝来しました。名前の由来は宮中の女房言葉から「奈須比」と呼ばれました。JAふえふきでは、夏秋栽培から抑制栽培まで、紫紺色の長卵形が主体で味、色艶が良く品質良好で6月下旬~11月上旬に出荷されます。焼く、煮る、揚げると幅広い料理に向きます。さらには各種漬物としても利用されています。栄養的にはカリウムの成分を含まれるポリフェノールに、動脈硬化症を予防する効果があるといわれています。